最低賃金 基本

近年、毎年上昇している最低賃金。ニュースで大きく取り上げられているのを目にした方も多いのではないでしょうか。なんでこんなに上昇しているの?アルバイトの時給は上げなきゃいけないの?そんな疑問にお答えします。

1.『最低賃金』てどういうもの?

● 政府方針にしたがって、各都道府県が決定。必ずこの金額以上の賃金を支払わなければなりません!

最低賃金(正しくは地域別最低賃金)は、各都道府県ごとに定められている基準で「これ以下では労働者を雇ってはいけない」と定めた賃金です。正社員もパートも外国人スタッフも対象。労働者の生活を守ることを目的に、毎年見直しが行われます。
もし最低賃金を下回る時給や給与を支払ってしまうと、労働基準法違反となり、罰則や行政指導の対象になるため、企業にとっては必ず確認すべき制度です。

▶ いつから変わる?

最低賃金は基本的には毎年10月1日に改定されます。この日から適用になりますので、アルバイト・パートさんの時給が下回っているようであれば必ず改定しなければなりません。(※改定日は各都道府県により異なります。今年度は10月~2026年3月にかけて適用になる見込みです)

最低賃金っていくら?

都道府県によって違います!

最低賃金と改定日を調べるのは、厚生労働省のサイトがおすすめです
 → 厚生労働省:最低賃金関連ページはこちら

2.これからも最低賃金は上がっていく?

●2029年までに1,500円にするという目標があります!

政府は、最低賃金を2020年代に全国平均1500円とすることを目標に掲げており、その達成に向けて集中的な取り組みを進めています。
2025年度の最低賃金(全国平均)は1,118円となりそうです。2029年に1,500円になるとすると、なんと今後も毎年100円近く上昇していくことになります。

▶本当に1,500円になる?

中小企業にとっては負担が大きいかもしれませんが、労働者の生活を守る大切な制度です。物価の上昇も考慮すると、今後もこの目標に近いペースで最低賃金は引き上げられると考えられます。

▶最低賃金は20年間で1.6倍に!

3.最低賃金について、知っておきたいことは?

●以下にポイントをまとめました!

  • 誰にでも適用:正社員・パート・外国人スタッフ、雇用形態や国籍は関係なし
  • 時給だけじゃない:月給・日給の場合も、時給換算で最低賃金以上かチェック
  • 違反すると罰則も:「うっかり」は許されません。毎年改定前の確認を!
  • 地域差がある:東京・大阪は高め、地方は低め。そのため地域ごとの対応が必要
  • 将来の動向も意識:2029年までの上昇を見据え、給与計算・予算を準備しましょう

さらに詳しく知りたい方は

総務・人事・管理者の方向けに、さらに詳しい解説ページをご用意しております!

最低賃金 上級

💡おわりに

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